「みんなのたまご倶楽部」と称し、いわゆるネズミ講を運営したとして代表の男らが逮捕された事件。「卵を購入するだけで報酬が貰える」と言葉巧みに人々を勧誘する音声を独自入手しました。

 逮捕された際に、報道陣にこう言葉を残しました。

 峯岸正治容疑者(58):「頑張ってきます!」

 いわゆる“ネズミ講”を運営したとして逮捕された男。警察署へ入る時も、親指を立て、ひたすらカメラを見ています。

 逮捕されたのは、代表である峯岸正治容疑者と元スタッフの塩澤正人容疑者(63)。

 運営していたグループの名前は「みんなのたまご倶楽部」。グループ名の通り、うたい文句はこうでした。

 “卵を購入するだけで報酬がもらえる”。

 グループのTシャツには、愛や夢という言葉とともに愛くるしいニワトリのイラストが描かれています。

 実際に卵を買った会員に話を聞くことができました。

 みんなのたまご倶楽部会員:「みんなのたまご倶楽部の内容を聞いた時には、正直うさん臭いと思いましたし、話がおいしすぎるし、家族にも相談したんですが、『お父さんだまされてる』『やめて』と反対されました」

 全国から3億円以上集めたとみられる手口はこうです。会員は、卵90個の代金として1カ月1万3900円を払います。5人会員を紹介すれば、一人あたり5000円ずつもらえる仕組みです。そうして徐々に会員を増やし、最大160万円ほどの報酬を得られるとうたう、いわゆる典型的な“ネズミ講”です。

 みんなのたまご倶楽部会員:「さすがに10万円、20万円という話だとなかなかそうはいきませんが、1万円、2万円、3万円なら話に乗ってみようかなと。上手な金額なのでね、そこに自分の甘さがありました」

 実際“卵の質”も高かったという話もあります。

 みんなのたまご倶楽部会員:「(普通の卵とは)かなり違って例えば黄身がすごくしっかりしている。やっぱり濃いという感じがする」

 ANNが入手したセミナーの音声。熱心に、「卵の良さ」を訴えていました。

 峯岸正治容疑者:「こういう有精卵の卵で栄養価の高い。卵もそんなに簡単にわーっとできるわけじゃないし、簡単にできる卵じゃない。ちゃんと半年かかるんだよ、届くまでは」

 みんなのたまご倶楽部会員:「会場にいつもお金を持ってきてまして、6000万円って本人は言っていて壇上で見せる。お金はここにあるんだから私は逃げも隠れもしませんという手法」

 その卵の配送が遅れると、空気が変わっていきます。

 峯岸正治容疑者:「色々なことがわだかまっているし、こうやって毎月2回ぐらいは最低来て講演しないと、そういうことも聞き届けられないし」

 みんなのたまご倶楽部会員:「『すみません卵まだでしょうか?』と言った人にも攻撃して、『なぜお前は待てないんだ、どうして暗闇の心なんだ』とアメとムチを上手に使いながら」「『今ひよこを親鳥にして卵を産んでいくのに最低3カ月かかる』と。これは無限連鎖でもネズミ講でもないと盛んに言っていた」

 峯岸容疑者らはこうしたセミナーやSNSを使い、全国のおよそ1万1000人から3億円以上を集めていたとみられています。

 会員の8割は配当を受け取れなかったということです。

 みんなのたまご倶楽部会員:「最初のころは私、神様みたいな人だなと思っていたけど、途中からその認識が変わった。とんでもない嘘つきで、とんでもない大ペテン師だと」「(別の幹部が)『警察に逮捕されたけど、絶対に認めないから安心して』『裁判になると思うので、慌てずにお待ち下さい』と、かばっているので懲りないなというのは感じました」

 取り調べに対し、峯岸容疑者は容疑を否認。塩澤容疑者は容疑を認めています。

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