​“ゴーカート暴走”2歳男児死亡​​

 11歳の女の子が運転するゴーカートが見物客に突っ込み、2歳の男の子が死亡した事故。観客の前には三角コーンなど軽い物しか置かれていないなど、複数の問題点が浮かび上がってきました。

 タイヤをきしませながらコーナーを駆け抜けるゴーカート。

 一般的に右のペダルで加速し左はブレーキです。

 11歳の女の子はこの操作を誤った可能性があるといいます。

 新千歳モーターランド・九谷田聡さん:「アクセルを踏みっぱなしになっていたという状態」

 3連休の中日、北海道の森町で起きた事故。

 「体験イベント」で、ゴーカートが見物客に突っ込みました。

 ここにいた2歳の吉田成那ちゃん。意識不明の状態で病院に運ばれ、19日に死亡しました。死因は脳挫傷でした。

 当時の様子。手前の2台が進む先には複雑なコーナーがあります。1周はおよそ200メートル。ゴールの手前は直線になっていて、見物客はその延長線上にいました。

 事故を起こしたゴーカートは大人用。11歳の女の子は事前に講習を受けていたといいます。しかし、数週回った後、ゴールの直前、観客に突っ込みました。

 イベントを運営した「新千歳モーターランド」のスタッフによれば、 女の子はこの時「アクセルを踏みっぱなしにしていた可能性」があるといいます。

 新千歳モーターランド・九谷田聡さん:「手を伸ばして体を引っ張ってとか、アクセルペダルを引っ張ってとか、そのようなことをしようとしたが、(アクセルが)全開でしたので」

 なぜ、逆の操作を。別のサーキットクラブのスタッフは「安全対策に不備があった」と指摘。

 南幌カートスポーツクラブ・桜井泰己代表:「子ども用のレンタルカートだと、遠隔操作でスイッチを押すと、カートを止められる物もある。パニックになると手も足も突っ張るはず。そうなるとアクセルが全開になる」

 たとえパニックになっても両足で突っ張ればブレーキも効くのでは。ただ、実際に試してみると。

 小さくても、かなりスピードが出るゴーカート。

 運営側によれば、事故を起こした車も30から40キロ出ていたとみられます。

 コースの一部にはプラスチック製のブロックが置かれていましたが、見物客の前は、三角コーンやポールだけでした。

 南幌カートスポーツクラブ・桜井泰己代表:「(コーンやポールは)軽いので車を止める効果はほぼないと思う。そういうものでエリア分けをするのは危険」

 事故では亡くなった成那ちゃんのほかに、4歳の男の子2人がけがをしています。警察は業務上過失致死傷の疑いもあるとみて、イベントの運営会社などを調べています。

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