どこに?誰にもわからない

 中国が打ち上げた大型ロケットが来週前半にも「制御されない」状態で地球に落下する可能が出てきました。具体的な落下地点は不明だということです。

 今月24日、中国南部・海南省で打ち上げられたロケット。「長征5号B」と呼ばれる大型のもので、実験施設を搭載し、中国独自の宇宙ステーションにドッキングします。

 打ち上げの担当者:「実験施設は予定の軌道に入りました。発射が成功したことをここで宣言します」

 誇らしげな担当者。しかし、このロケットを巡り不穏な情報が。

 CNN(香港・27日):「中国大型ロケットの残骸、来週初めに地球に落下か」

 ニューズウィークによれば「残骸」は切り離された「第一段ロケット」。

 映像では4本のブースターやメインのエンジンが切り離されましたが、落ちてくる可能性があるのは、こうしたパーツなのでしょうか。

 CNNによれば、これらは大気圏に入っても燃え尽きない可能性があります。

 カナダ・ブリティッシュコロンビア大学、マイケルバイヤーズ教授:「これは20トンの金属の物体だ。かなり大きな破片を含め、多数の破片が地表に到達するだろう」

 こうしたパーツは通常、軌道をコントロールしながら落下させます。

 中国はそれを「していない」とされます。

 実際、これまでに2回、地球に落下させていて、批判が相次いでいます。

 スペースドットコム:「どこに落ちるか誰にも分からない。中国はまたも『非制御落下』を選んだ」

 ニューズウィーク(25日):「過去の経験では30メートルの金属破片の多くが最大時速300キロで地上に激突することになる」

 こうした批判に、中国は。

 中国外務省・趙立堅副報道局長:「ロケットの末端が大気圏で燃え尽きて廃棄されることは国際的な慣行である。航空活動と地面に及ぼす危害の確率は極めて低い」

 そんな説明の一方で、同型のロケットの残骸は、おととし、人が暮らすアフリカの村に落下したとされます。

 中国は「当局のHP」などを通じて、情報を公開するとしています。

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