「もう死ぬだろう」鼻に発疹
40度近い高熱…サル痘感染者が語る症状
 日本でも感染者確認 
アメリカではワクチンに行列

きのう、日本国内で初めて感染者が確認された「サル痘」。欧米では今年に入って急拡大していますが、どんな症状なのか。イギリスでの感染者がその症状について語りました。

ベッドに横たわる男性。ロンドンに住む、トゥルネイさん(35)です。サル痘に感染した影響で、鼻が赤く腫れ上がりました。

ロンドン在住 ハルン・トゥルネイさん
「看護師に、電話で泣きながら『もう死ぬだろう』と言ったことをはっきり覚えています。何も食べられず、飲めず、唾を飲み込むことさえできないからと」

ロイター通信などによりますと、先月上旬、体調不良となったトゥルネイさん。全身に激しい痛みを感じ、40度近い高熱が出るなどして10日以上入院しました。

発疹が鼻や手足などに出て、徐々に膨らんで水疱となり、その後、赤く腫れ上がったということです。

一方、日本ではきのう初めて「サル痘」の感染者が確認され、きょう政府が関係省庁による対策会議を開きました。

後藤茂之厚労大臣
「感染の拡大防止に向けた省庁間で取り組みを確認するとともに、必要な対策を講じて参ります」

政府は、▼感染者に有効とされる天然痘の治療薬を投与できるよう体制の整備を進めるほか、▼感染リスクが高い人に天然痘ワクチンを接種することについても速やかに検討する方針です。

今年に入り、75の国や地域で1万6000人以上が感染、5人が死亡したサル痘。

アメリカではおよそ2300人が感染していますが、イリノイ州のワクチン接種会場には長い列が。ワクチン供給量が追いついていない状況だというのです。

接種を受けに来た人
「何かわからない新たな病気で、感染拡大が起きているのではないかと心配です」

地元メディアによると、アメリカで使われるのはデンマークからの輸入ワクチン。バイデン政権は来年に向け、700万回分のワクチンを確保しているとしていますが、アメリカ国内でのワクチン生産を求める声もあがっています。

患者の体液などを介して感染するというサル痘。患者のほとんどは男性で、男性同士の性交渉を持つ人とされますが、専門家は。

ロンドン大学衛生熱帯医学大学院 ウィットワース教授
「サル痘の症例数は今後も増え、4か月から6か月後くらいに頭打ちになり、その後、減少し始めるのではないかと思います」

ただ、流行が続けば幅広い集団に拡大するおそれもあるとして警戒を呼びかけています。

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