復旧に当たったスタッフに労いの言葉はないのか

「やらかしてくれた」総務省ピリピリ
 選挙前のKDDI通信障害
 “完全復旧”もなお試練

 大規模な通信障害が起きたKDDIが5日午後3時半すぎに「完全に復旧したことを確認した」と発表しました。

 これを受けてオンラインで記者会見を行っています。

 午後6時すぎに始まった会見。

 KDDI:「本日7月5日15時36分、音声通話、データ通信ともに全国的に回復していること、及び障害発生前の状況に戻りましたことを確認できましたので、皆様にお知らせ致します」  これは2日未明に発生した大規模な通信障害がようやく全面的に復旧したことを意味します。ただKDDIにとっての本当の試練はこれからです。

 5日午前10時すぎ、会見に臨んだ金子総務大臣。

「強い口調」でKDDIを非難しました。

 金子総務大臣:「今回の通信障害による影響の大きさや復旧作業が終了したと公表した後も、音声通話が利用しづらい状況が長時間継続したことなどを踏まえれば、利用者目線で見て両社(KDDIと沖縄セルラー)が通信事業者としての責任を十分に果たしたとは言えない」  例えば、障害発生の翌日となる3日の午前4時。KDDIは「通話などの復旧は、この日の午前9時半が目標」としていました。

 しかし、実際の復旧状況は大幅に遅れました。

 大臣は「利用者の不安」を解消するための努力も足りなかったとしています。

 金子総務大臣:「利用者の不安を解消するために工夫する余地があったのではないかと考えている」  総務省幹部もこう苦言を呈しました。

 総務省の幹部:「もう一番やっちゃいけないタイミングでやらかしてくれた。

まず選挙前、台風が来てコロナがぶり返している。

さらには熱中症で救急搬送急増でしょ」  ただ、復旧状況の広報には特有の「難しさ」も。KDDIの関係者は4日夜の時点でこう話していました。

 KDDI関係者:「実際、もう完全復旧と言ってもいい状況だが、うかつに復旧宣言を出してその途端に皆一斉に電話を掛けたらどうなるか…」  そんななか、5日は国土交通省からも厳しいコメントが。

 斉藤国交大臣:「損害賠償につきましては、気象庁においてKDDI株式会社との契約に基づき、適切に対処して参りたい」

   気象庁ではアメダス観測点のおよそ550地点で、データの配信などができなくなったといいます。  こちらは厚生労働省。

 後藤厚労大臣:「(今回の報告としては)別の通信会社の電話や固定電話で連絡を代替するなど、それぞれのケースに応じた対応を行った旨の報告を合わせ受けております」  「当直医師との連絡が取れない」などといった影響が出るなか、自治体には「別の連絡手段」の確保を求めていくといいます。

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